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2012年7月

カーペットクリーニングの機材についてその2

弊社のカーペットクリーニング機材は アメリカ製です。

日本製はあまり無い様に思います。(数社は知っています。)

カーペットの普及率にも関係あると思います。

需要が 少ない為 機材を 研究 開発しても 経費を 捻出できないままに

何年かすると 新しい素材で軽くて 使い良いのが開発されてきます。

それは いままでのより 使い良く 安価です。

つまり 海外に比べ立ち遅れているので 今から追いついて 追い越すには

時間と費用が 必要です。

故障しても 短い期間で 修理ができれば 問題解決です。

故障の部品を 交換するだけなのですが どこを どの様な方法で

交換できるのかを よく見て 分解していきます。

なぜか 機材をよく使う時に 急に故障してしまい 修理を迫られるのがいつもです。

あまりわからないのに 部品の取り換え作業をしてる時 明治の始めの頃はこんなだったろうと

ふと思ったりします。

はじめは 修理できないと 明日困るので ストレスを感じるのですが

うまく修理ができると 自信にもなり ストレスが達成感に変わるのが 楽しいものです。

 

 

 

カーペットのクリーニング機材について

弊社のクリーニング機材

2タイプあります。

100ボルトの電気で 作業するタイプ

ガソリンで 動く車のエンジンを 改造して 温水とバキュうーム力で 作業するタイプ

今回は電気で作業する機材です。この機材をポータブルと言います。

ポータブルでも クリーニングの方法は 温水をパイルに通してバキュームして

きれいにしていくのに 変わりないです。

日本製ではないです。

その為 一度壊れると 時間と費用が係ります。

今回ポータブルを 5月から修理手配して2か月 経っても まだ1か月以上係る様です。

これでは仕事に支障が でてきます。

その為に予備の機材を持って作業してます。

今までが この様な状態です。

この状態を なんとか 打開していきたいです。

 

カーペットクリーニングで一回の作業できれいになる ならないの境界

ホットウオーターエクストラクションシステムとは カーペットのパイルの半分ぐらいに

洗剤を含ませて その部分に50℃ー80℃の温水を通す時に 洗剤により取れやすくなった汚れを

同時に回収するシステムです。

その為に汚れが パイルの上から半分以上 入ってしまうと カーペットクリーニングしても

一回では 温水が届かないので きれいにならないです。

日頃の掃除機の作業が大事に なります。

カーペットを丸洗いできれば 問題は解決です。

敷き詰めカーペットは無理です。

丸洗いするとカーペットは 縮みます.乾燥すると形が変形します。

タフテッドの場合は 大丈夫です。

どちらにせよ 日頃の掃除機作業が 決めてです。

それでも 汚れが目立ってきたら 早めにクリーニングを考えてください。

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ梅雨が明けます。夏のカ-ペットについて

梅雨の時期は湿度も高く カーペットに含まれる水分量も多くなります。

気温が上がり 水分あり 栄養が揃うと ダニとかカビの発生しやすくなります。

カーペットを舞き上げて 保管する場合 

クリーニングした後 よく乾燥させてから 湿度の少ない場所に保管

クリーニングに出さない場合

日光干しの後 掃除機で裏も表も縦、横 作業してから 湿度の少ない場所に保管

できるなら ビニールで覆って保管すると ベストです。

あまり汚れが酷い場合は カーペットクリーニングをお勧めします。

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