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2015年10月

長い間使われてパイルが削れている階段の絨毯

階段部分に使われている絨毯で 滑り止めのステップから絨毯部分が パイルが痩せてしまって 段差がついている階段の絨毯クリーニングは浮き上がりが発生する確率が高くなります。

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写真の様に 浮き上がりがある部分と発生してない部分が30cmくらいの階段幅の中ではっきり出てす。クリーニング作業後 この様になってなく きれいでした。クリーニング後 パイルが濡れて 乾燥する時に パイルの奥に 汚れがあり パイルが切れて 2,3ミリ短くなってしまうと 毛細管現象で 上がってくる長さ2,3ミリ 短くなっているところだけ パイル表面に汚れが達し この写真のようになるのです。

対処方法 

完全に乾燥してから 軽くウオンド作業するだけで きれいになりました。

 

 

カーペットクリーニング時の洗浄液の水圧について

psiとは圧力の単位です。日本では㎏平方センチで表示されます。psiに0.07をかけると日本の表示になります。

ウイルトン織など縮む危険ある絨毯クリーニングの場合 500psiから700psi位で作業しますが タイルカーペットなど縮まないカーペット場合は

900psiから1100psi位にあげる様に なってきました。汚れが よくとれるからです。今年はじめに ハイドロホースのCX15を購入して 作業すると きれいになるのです。いままで タイルカーペット用ブラシでアジテイトしてから ウオンド作業していたのが アジテイト作業なしで きれいになるのです。確認するのに9か月かかりました。

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このことは 作業時間の短縮とスタッフの人数を1.5人減少することが可能になりました。CX-15は30万円位しましたが このツールを使いこなすことは マージンにつながります。使いこなすには いままでと違う作業方法になります。

 

 

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