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2015年11月

ホテルの客用通路のカーペットクリーニング

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ホテルの客用通路には 意外とほこりがあるものです。これだけほこりをとるには まず 掃除機です。掃除機を使わずにウエットバキューム(ウオンド作業)だけでは きれいに取れないです。ドライバキューム(掃除機)は大事です。 すみっこのほこりは 固めのブラシのでとるのが 効率がいいです。掃除機にも 隙間ノズルなどが ありますが20mとか30mとかの距離を作業するには 掃除機のすき間ノズルを使うと電気コードが届かなかったり ノズルを 交換して床全体を もう1度 掃除機作業となかなか時間がかかるものです。今回のホテルの客室周りの作業は 11時から15時までの時間帯 4時間位の 作業時間です。 ですから ほこりを取るのに かかる時間も気にします。作業スタッフの人数も限られるので その後 ウオンド作業があるので 300から400㎡が限度です。この作業を スタッフ3人。ポータブル2台を使います。ポータブルで作業前の 掃除機作業と 3人がそれぞれ自分の仕事を 確実にできないと 時間内に 終えることが難しくなります。慣れてくると それはそれなりに 余裕ができてきます。

 

 

カーペットクリーニング作業後の乾燥について

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弊社の作業の時間帯は 相手先の営業時間外が多く 鍵の施錠などで 施工先のスタッフの方が 最後まで 残って頂くことが多いです。
作業が終わるまで 終わってからも 翌日の営業するまでに カーペットの乾燥させたいので エアコンまたは 換気扇を朝まで 稼働してくださいと伝えるのですが 換気できないと この様になる場所が出てきます。

 

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乾燥がうまくできないとクレームになり 後日 マイクロパットで作業します。年間に2回の作業で 何年か作業しているのに 浮き上がりが 発生するのは 換気してくださいと言ってても してくれない時は 浮き上がってしまいます。それで マイクロパットでウオンド作業終了後 すぐにカーペット表面だけを 乾燥させます。自然乾燥に比べると カーペットのふわふわ感を 損ないますが」仕方ないと 思い作業の指示を出します。このことから 毎回作業前に 換気の必要性を 伝えることが 大切なことを 思い知らされた今日この頃です。

 

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