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ひとり言

トラックマウントで歩道のクリーニング

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今回使っているのはエベレストです。トラックマウントシステムはバキュームした汚水を自動排水するのですが 歩道の土砂などのゴミを吸ってしまうとマウント内の汚水ポンプを痛めることが多いです。それでバキュームされた汚水がマウントに入る前に 排水ユニットを経由させて 汚水はそこで排出します。このユニットを使わない場合は作業終了後 汚水ポンプのボール弁のバネを掃除することです。汚水タンクの最下部に土砂が溜まるので 取り除くことです。

 

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ホテル客室の絨毯クリーニングの汚水の色

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ホットウオーターエクストラクションシステムのポータブルで絨毯クリーニングした後の汚水の色です。

 

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絨毯クリーニングする前の写真 見た目はそんなに汚れていない様にみえますが 汚水の色 この色です。絨毯の中を 温水の洗浄液をスプレーして 強力なバキュームで回収したのが 汚水です。

 

絨毯クリーニングの始めにドライ掃除機作業ー2

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写真の茶色の袋は 一杯になった HEPAフィルターです。このフィルター

は精度が高いので コストは 割高になります。その為 フィルターにできるだけ多くホコリ詰めたいので 作業中は フィルターを 外部カバーから

出して 作業すると この様に フィルターを1杯にすることが できます。 外部カバーにフィルターを 入れて 作業すると 入り具合にわかりにくく たびたび 点検 しないと ブラシのところまで ホコリが詰まることが 始めの頃は よくあって 時間のロスありました。なにせ1000㎡とか2000㎡の作業のとりかかりですから スムーズに始めたいものです。

 

絨毯クリーニングの始めはドライ掃除機作業-その1

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絨毯クリーニングの始めの作業はドライ掃除機作業です。この掃除機は
カービーです。茶色の袋はHEPAフィルターです。このHEPAフィルター
は1ミリの1/1000の大きさまでの ホコリを キャッチするフィルター 
です。

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 カービーはブラシ部分が上下に動いて 絨毯表面に 振動を加えながら バキュームしていくので 絨毯のパイルの深くに入っているカーボンとかホコリ ダニなどをよく取ります。取れるホコリが1ミリの1/100から1/1000までの大きさをキャッチできるのが HEPAフィルターです。作業前のドライ掃除機作業は作業全体のホコリの取れる60%位の取れるみたいです。

CX-15とウオンドのカーペットの仕上がりの違い

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従来のウオンドは前後方向に動かして クリーニングしてました。CX-15も前後方向動かしますが 青い本体の中でスピナーがついているので 青い本体を前後方向動かすだけで 絨毯パイルには 横方向からも洗浄液が パイルにアジテイトできるのです。ウオンド作業ですと よく汚れている部分はアジテイトする為 ポリシャー作業します。CX-15は ポリシャー作業をかなり少なくできます。このことは作業員を減らすことができ しかも 作業時間の 短縮になります。カーペットの仕上がりは均一に仕上がります。一石二鳥 か 三鳥です。 このツールはこれから使いこなされ 進化していくと 思います。ただし壁際などが作業できないので ウオンドで作業してからになります。

 

ステーキハウスの油汚れには70度位の温水でクリーニング

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ステーキハウスのカーペットクリーニングは 油でひどく汚れています。 カーペットのパイルがウールの時は60度くらいまで

化繊の場合は 70度から80度くらいまで洗浄液の温度をあげて ウオンド作業するように します。

汚れがひどいカーペットを目にすると なにかしら 焦ってしまい 全体が見えなくなりやすい新人スタッフが おります。それにトラックマウントの場合では 洗浄液の温度が70度位になるには5分から10分くらいかかります。ですから作業開始のころは汚れのひどくない部分から始めるのが ベストです。ウオンドの先まで高い温度がくるには そこまで 繋がれているホースが ある程度 温度が上がらないと ウオンドの先で高温にはならないです。高い温度で作業すると油汚れはよくとれますが マウントの温度が上がり過ぎるとセンサーが働いて緊急停止してしまうので 気をつけながら ウオンド作業するのが きれいにするポイントです。

ポータブルでの作業の場合

ポータブルに入れる洗浄液の温度50度位まで です。それ以上の高い温水を 入れて作業すると ポータブル内の温度が上がり過ぎると ポンプが作動しなくなります。高温水の作業は それなりに 機械に負担をかけながら 作業していきます。

トラックマウントもポータブルも センサーが 働いて 緊急停止してしまうと 30分以上機械の温度下げることが必要です。少し下がって

作業できるように なっても 今度は 温度をかなり低い目にしないと すぐにまた 緊急停止してしまうので 注意が必要です。

ホテルの客用通路のカーペットクリーニング

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ホテルの客用通路には 意外とほこりがあるものです。これだけほこりをとるには まず 掃除機です。掃除機を使わずにウエットバキューム(ウオンド作業)だけでは きれいに取れないです。ドライバキューム(掃除機)は大事です。 すみっこのほこりは 固めのブラシのでとるのが 効率がいいです。掃除機にも 隙間ノズルなどが ありますが20mとか30mとかの距離を作業するには 掃除機のすき間ノズルを使うと電気コードが届かなかったり ノズルを 交換して床全体を もう1度 掃除機作業となかなか時間がかかるものです。今回のホテルの客室周りの作業は 11時から15時までの時間帯 4時間位の 作業時間です。 ですから ほこりを取るのに かかる時間も気にします。作業スタッフの人数も限られるので その後 ウオンド作業があるので 300から400㎡が限度です。この作業を スタッフ3人。ポータブル2台を使います。ポータブルで作業前の 掃除機作業と 3人がそれぞれ自分の仕事を 確実にできないと 時間内に 終えることが難しくなります。慣れてくると それはそれなりに 余裕ができてきます。

 

 

カーペットクリーニング作業後の乾燥について

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弊社の作業の時間帯は 相手先の営業時間外が多く 鍵の施錠などで 施工先のスタッフの方が 最後まで 残って頂くことが多いです。
作業が終わるまで 終わってからも 翌日の営業するまでに カーペットの乾燥させたいので エアコンまたは 換気扇を朝まで 稼働してくださいと伝えるのですが 換気できないと この様になる場所が出てきます。

 

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乾燥がうまくできないとクレームになり 後日 マイクロパットで作業します。年間に2回の作業で 何年か作業しているのに 浮き上がりが 発生するのは 換気してくださいと言ってても してくれない時は 浮き上がってしまいます。それで マイクロパットでウオンド作業終了後 すぐにカーペット表面だけを 乾燥させます。自然乾燥に比べると カーペットのふわふわ感を 損ないますが」仕方ないと 思い作業の指示を出します。このことから 毎回作業前に 換気の必要性を 伝えることが 大切なことを 思い知らされた今日この頃です。

 

ウイルトン織のじゅうたんクリーニング

写真の絨毯ですが 絨毯の製造から 部屋の形に合わせ 織られた絨毯のようです。

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かなり手間と時間を賭けて つくられた絨毯だと思います。絨毯をには 模様があり 模様との無地との境目に基布のつなぎ目がないのです。この絨毯は 部屋の形にあわせて 工場で作られた 1枚の絨毯だと思います。

よくあるのが 無地の部分と模様の部分を 張り合わせているがあります。張り合わせた絨毯は20年もすれば 合わせ目が開いてきます。この絨毯は20年位は経っていそうですが 何とも なってないです。この部屋を造られた工事関係の方々は いい仕事をしている とクリーニングしながら 感じる次第でした

トラックマウントのウオーターポンプについて

トラックマウントは カーペットクリーニング作業を 止まることなく 作業できる機械です。ポータブルだと電気の確保から洗浄液(50度の温水)

、汚水タンクの廃棄まで 50㎡も作業すると 手を止めて給水と廃棄作業に1人工 必要です。トラックマウントは給水と排水は 自動で作業します。ポータブルよりセットに時間が係りますが 作業面積200㎡超えるくらいから 作業時間が トラックマウントの方が早くなり 仕上がりも いいです。このトラックマウウトは アメリカ製で パーツの交換には 10万円単位の費用が掛ります。今回のウオーターポンプは 日本の業者に 新しいのと入れ替えると 円安もあり 1台30万以上すると言われました。修理するにも 10日位は必要と言われました。まだマウントは動くので なにか方法は ないものかと 試案していると アメリカ製なので 検索エンジンで ウオーターポンプを検索すると いろいろでてきます。機種を見て探すと 日本の業者の値段の半額位で 手に入りそうです。私は英語はあまりわからないですが やってみようと思います。日頃の仕事に追われているのに 余分なことをすることは ストレスの原因になりますが 仕事とは そんなもの 新しいことをする時は いろいろありますが 冷静に 状況判断して 進めていきます。はじめてする わからない事はリスクはあります。それを怖がっては 前に進まないです。この作業は 日本でトラックマウントをこれから 使っていくには 通らなければ ならない道のように思います。トラックマウントはカーペットの仕上がりはいいけど 作業単価が高価すぎて 日本の市場に合わなくなっているのを 解決できる糸口の 一つになると思います。カーペットクリーナーはきれいを追及しますが そこには 市場の需要に対応できないと 商売やっていけないです。カーペットクリーニングは できるようになったら 仕入れコスト削減を考えるのも 大事な仕事と 思う。今日このごろ 

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